メッセージ
2026.03.09

長期投資家の皆さまへ(26年3月9日臨時号)

本日の国内株式市場は幅広い銘柄が売られる展開となりました。
背景には、イスラエルによるテヘランの燃料施設への攻撃と、それに対するイランの報復という中東情勢の深刻化があります。原油先物は1バレル100ドルを突破し、市場は「主要な石油インフラが壊滅し、エネルギー高騰が数年単位で長期化する」というテールリスクを警戒するなど、パニック的な反応を見せています。
 
本日の相場急落時において、当ファンドのポートフォリオ全体の内訳を見ますと、強固な事業基盤を持つ銘柄群が底堅い動きを示しています。具体的には、外部環境の変化に強く国内需要に根差したコスモス薬品や神戸物産といった銘柄が小幅上昇となり、ポートフォリオ全体の下落を一定程度抑制する要因となりました。
 
一方で、このようなパニック的な下落局面においては、ファンダメンタルズに関わらず無差別に売られる傾向があります。当ファンドではこの局面を好機と捉え、手元資金を活用し、過度に売られたと判断される優良な保有銘柄を中心に組入比率の調整を行ってまいります。実際に、業績・株価ともに好調に推移し、市場からの高い評価を集めていた扶桑化学工業や村田製作所などの企業群におきましても本日は大きく値を下げましたが、競争優位性や健全な財務状況が毀損したわけではありません。中長期的な観点からは、むしろ魅力的な投資機会となり得る水準まで株価が調整したと判断しています。
 
私たちは、市場の動向を冷静に分析し、長期的な視点での投資判断を行っています。歴史が証明するように、過度な恐怖による相場の乖離は長くは続きません。かつてのウクライナ情勢がそうであったように、衝撃的なイベント直後は消費マインドが冷え込みますが、時間の経過とともに経済の需給バランスは適正な水準へと回帰する傾向にあります。
 
長期投資において、こうした急落局面は「将来の利益を安く仕込む最大のチャンス」です。当ファンドをご保有いただいているお客様にとって、このような市場の激しい変動はご心配の種かもしれません。しかし、株価が下がっている時期こそ、同じ投資額でより多くの口数を購入できる積立投資においては、将来の反発局面では、より大きな力となると考えています。目先のノイズに惑わされず、航路を守り、淡々と積み立てを継続することが、長期的な資産形成を成功させる要諦です。どうか引き続き安心してファンドの保有を継続していただければ幸いです。共にこの局面を乗り越えていきましょう。

2026年3月9日
なかのアセットマネジメント株式会社
運用部長兼チーフポートフォリオマネジャー 山本 潤

 


 

ご留意事項

この資料は情報提供を目的として、なかのアセットマネジメント株式会社によって作成されたものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではありません。
投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので基準価額は変動します。その結果、購入時の価額を下回ることもあります。
また、投資信託は銘柄ごとに設定された信託報酬等の費用がかかります。各投資信託のリスク、費用については投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
投資信託に関するリスクについて
投資信託に関する費用について

商号:なかのアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第3406号
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会

SNS各公式SNSでも情報を発信しています

line LINEでは、各種情報の配信、セミナーの案内も行っています。
ぜひ、「友だち追加」の上、セミナーなどにもお越しください。

followme
Page Top